【航空宇宙産業について】川崎重工業株式会社

  今回は、川崎重工業株式会社について紹介します。

川崎重工業株式会社は、機体エンジンメーカーであり、Tier1に位置しています。

 

 川崎重工業株式会社は、1896年に株式会社川崎造船所として創立されました。その後鉄道車両事業、航空機事業、海運業に進出し、成長していきました。そして、事業の拡大と共に現在の川崎重工業株式会社に社名を変更しました。

 

現在、航空機分野では、日本を代表とする機体・エンジンメーカーとして幅広い事業を展開しています。防衛省向け航空機の開発・製造、民間航空機分野ではボーイング767、777、787の共同開発等に参画しています。

航空用ジェットエンジン分野では、防衛省向けヘリコプター用エンジン、旅客機用エンジンを製造、航空機用補助動力装着の国際共同開発・分担製造を手がけています。

ヘリコプター分野では、日本初の国産開発機となったBK117をはじめ、大型機から小型機まで製造しています。

航空関連設備分野では、H-ⅡAロケットの打上設備や空港ターミナルビル等を手がけています。

宇宙開発機器分野では、衛星フェアリング*1の設計・製造を手がけています。

 

(兵地)

 

<出典>

kawasaki ホームページ 川崎重工の歴史

https://www.khi.co.jp/corporate/history/

kawasaki ホームページ 航空宇宙

https://www.khi.co.jp/mobility/aero/

 デジタル大辞泉

https://www.weblio.jp/content

https://www.weblio.jp/content/衛星フェアリング

*1:衛星フェアリング:宇宙ロケットに搭載される人工衛星の空気抵抗を軽減し、空力加熱から保護するために用いられる覆い。