【KAINと伊吹ゼミについて】企業訪問
2020年12月中旬、伊吹ゼミ11期生がKAINに所属している各企業に訪問しました。
新型コロナウイルスの影響で企業訪問をこれまで行っていませんでしたが、手指の消毒やマスクの装着、検温など感染予防を徹底した上で企業訪問を行いました。
実際に企業を訪問するとこれまで知らなかった部分を知ることが出来ました。
各企業の企業訪問の様子を、実際に企業訪問したゼミ生の感想とともに紹介します。
通りすがる人みんなあいさつしてくださったり、工場見学のときも丁寧に接してくださったりして雰囲気がめっちゃいいなって思いました！一貫生産をしているので、ただの金属からどんな風に完成するのか、その流れが分かりました。自分がなんとなく乗っていた飛行機にはこんな部品が使われてたんやとか、小さな部品でもこの部品がないと支えられてなかったんやとか、知らないことがたくさんあって楽しかったです！
航空宇宙産業は一定の高い品質を維持することが重要であるとお聞きしていたため、訪問するまでは全て機械だけで製造していると思っていましたが、人が手作業で削っている部分もあることを知り、驚きました。
1番感じたことは、会社の雰囲気の良さです。
今まで私が勝手に思っていた中小企業や工場のイメージとは違い、明るく、元気で活気のある工場の雰囲気に驚きました。こんなに素敵な中小企業があることをたくさんの人に知ってもらいたいと思いました。
働いている従業員の方の能力に合わせて担当する製造工程を変えている事に驚きました。航空宇宙産業では一定の高い品質が必要となるため、製造工程と能力のマッチングを行うことで、効率よく質の高い製造が行えているのではないかと思いました。
飛行機のエンジン部分の図を見ながら、どのような部品を製造しているかをご説明いただきました。そのあと、工場見学で小さな部品を見せていただくことができました。
私たちが乗っている飛行機は非常に大きな鉄の塊ですが、このような小さな部品が一つなくなるだけで機能しなくなるということで、たくさんの人の努力で出来上がっているものだと改めて実感することができました。
実際にどんなものを作っているんやろ？と思っていましたが、たくさん展示品があり、
『こんな物も三和さんが作ってたんやー！』という発見があって楽しかったです！
工場見学も、測定などを実際に見せてもらって、自分たちが当たり前に使っている物はこういう段階を重ねて出来上がった物なのかと実感することが出来ました！
日常的な物を作っている印象でしたが、航空宇宙産業にも貢献していて、こんなところにも三和さんの技術が使われているんだ！と知ることができ、航空宇宙産業に関しても欠けてはならない企業だなと感じました。
いつも何気なく乗っている飛行機は「非破壊検査」がなければ安全に乗る事が出来ないのだと知りました。民間機のみならず自衛隊の航空機にも使われていると知り、驚きました。また、非破壊検査の技術は航空宇宙産業のみならず新幹線にも応用されているので、社会インフラに欠かせない技術だとわかりました。
普段絶対に見られないような部品を製造していて、そのような部品を見られてよかったです。危険な液体の扱いや大掛かりな作業から非常に細かい作業などもしていてすごいなと思いました。工場には色付けをする場所が多くあって、色々なところを経由していって色付けされていたのが印象的でした！
また、工場で働いている人が楽しそうに働いていたなというのも感じました！他にも企業名の由来を知ることができたり、実際の製品を見ることが出来たりして新たな発見が多くあり楽しかったです。
航空宇宙産業は高度な品質管理が求められるというのは知っていましたが、どのように行っているのかイメージが出来ていませんでした。ですが、この素材の場合はこのように品質管理を行う、など実物を見ながらお話を聞くことができたので、どのように品質管理を行っているのか実感を持って学ぶことが出来ました。
また、一枚目の写真のように実際に使用している機械に触れさせていただいたりもしました。
(KAIN HP掲載順)
各企業の詳細は企業名を押すと見られるようになっていますのでぜひご覧ください。
今回実際に各企業を訪問させていただき、直接行ったからこそ知れたことや分かったことが多くありました。KAINに所属している各企業の皆さま、お忙しい中お時間を作っていただきありがとうございました。
(森口)
