【航空宇宙産業について】ロケット - KAINと伊吹ゼミの航空宇宙産業ブログ

　こんにちは！！

この記事では皆さんご存じのロケットの基本的な情報についてまとめ、その後ロケットが航空宇宙産業どのように関わっているのかについて紹介します。

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　ロケットとは噴流を後方に押出す力の反作用によって推進する飛行体で，宇宙開発の基本的な道具です。

　また現在JAXAで運用、開発されているロケットは、４種類でＨ－ⅡＡロケット（エイチツーエーロケット）、Ｈ－ⅡＢロケット（エイチツービーロケット）、イプシロンロケット、H3ロケットで、ここでは4つのロケットについて紹介します。

Ｈ－ⅡＡロケットは現在、主力大型ロケットとして日本で用いられているロケットです。日本初の純国産Ｈ－Ⅱロケットで培われた技術をもとに開発され、多様な人口衛生・探査機の打ち上げを高い信頼性と低コストで行うロケットです。

Ｈ－ⅡＢロケットはＨ－ⅡＡロケットの打ち上げ能力を高め、国際宇宙ステーションへの物資輸送などに用いられるロケットです。

イプシロンロケットは振動と音を小さくする工夫に加えて、ロケットから衛星が分離されるときの衝撃を抑えることで、世界トップレベルの乗り心地を実現したロケットです。

Ｈ３ロケットは2021年度に種子島宇宙センターから試験機1号機の打ち上げを予定している次世代の大型です。現在運用中のＨ－ⅡＡロケットの後続機として開発しています。

2021年3月以降の打ち上げ予定のロケットはＨ３ロケット試験機１号機・Ｈ３ロケット試験機２号機です。

Ｈ－ⅡＡロケットでは株式会社IHIエアロスペース、日本電気株式会社、川崎重機械工業株式会社などの企業の部品が約100万点用いられています。

　今回はＨ－ⅡＡロケットを例に挙げましたがロケットは航空宇宙産業の様々な企業が開発や運用で関わっています。

(明石)

<出典>

JAXA　宇宙輸送技術部門

JAXA　打ち上げ予定

Ｈ－ⅡＢロケット担当企業

<写真の出典>

Canva