【航空宇宙産業について】ボーイング
ボーイングは1916年にアメリカ合衆国で創業し、航空宇宙産業においてエアバスと世界シェアを二分する世界最大の航空宇宙機器開発製造会社です。
次に日本との関わりについてお話しします。
ボーイングは1953年に日本に拠点を構えました。1969年からボーイング民間航空機部門は、日本の航空宇宙産業の発展に協力しています。
ボーイングは、日本の航空会社への
最大の航空機供給企業であり、防衛省の主要装備及び航空機の供給企業です。
また、日本の企業である三菱重工業株式会社、川崎重工業株式会社、株式会社SUBARUはボーイングとの共同開発製造分野において活躍しています。
ボーイングには、民間航空機、防衛・宇宙セキュリティ、ボーイング・グローバル・サービスの3つの主要部門があります。
民間航空機部門では、現在、737/747/767/777/787型機とボーイング・ビジネスジェットの開発を手がけています。
防衛・宇宙・セキリュティシステム部門では、軍用航空機の部品、衛星システムや有人宇宙船の開発、自動運転システムの開発を手がけています。
ボーイング・グローバル・サービス部門では、世界に広がる多様な機械の品質・機能を維持するため高技術のメンテナンスを提供しています。
このように、ボーイングは民間航空機、防衛・軍用機、電子・防衛システム、衛星、衛星打ち上げ機、高度情報通信システム*1など、幅広い製品とサービスを世界150ヶ国以上に届けています。
(兵地)
<出典>
Boeing ボーイングの概要
https://www.boeing.jp/ホーインク社紹介/ホーインク社の概要.page
https://kotobank.jp/word/高度情報通信システム-496956
<画像の出典>
https://publicdomainq.net/tag/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0/
*1:高度情報通信システム:高度情報社会に必要とされる大量の情報を経済的に伝達・通信・処理できる通信システムのこと。